
わたしの近く
わたしの内側
曖昧な座標をたぐって
沈んでいく先で迷い
そして分からないまま流されたまま
思い出す
思い出すたびに
奥からにじみ出る
飢えと安心感は
混ざりきることはなく
重なり
離れ
しかし分かたれることはなく
想いが揺れる
少しの間のあたたかさ
やがて繰り返しの中で
少しずつ風化していくのだとしても
いまはまだ移りゆく名残
瞬きからこぼれた
きらめきを追い越して
いつかたどり着く先すらも
既に過去
途方もない繰り返しに
終わることもなく漂う
めぐり至ってなお
理由を求めてしまわないために